色について

「おやさいクレヨン Japan Blue」は全10色。
それぞれの色に「ほうれんそう」や「にんじん」など、
原料となった野菜の名前がつけられています。
自然のもの、野菜そのもので描く楽しさが
子どもたちの「好き」につながってほしい。
優しい色合いには、そんな想いも込められています。

Vegetable Colors

おやさい色が伝える物語

「何色が好き?」「りんご色!」...そんな親子の会話が聞こえてくるクレヨンです。

着色料に野菜を使った「おやさいクレヨン」の色は、まさに「野菜そのもの」の色。だからそれぞれの色は「緑色」や「黄色」ではなく、「ほうれんそう」や「にんじん」といった野菜の名前を付けました。子どもたちには好きな野菜や果物もあれば、逆に嫌いな野菜もあるでしょう。けれども、クレヨンで絵を描きながらお野菜の色に触れるうちに、たとえ嫌いな野菜でも親しみを覚えてくれるかもしれません。

また、子どもたちは興味があるものに触れると、匂いを嗅いだりしますよね。本物の野菜が入っている「おやさいクレヨン」では、色によってわずかに香りがすることがあります。もちろん香料類はいっさい配合していないので、それは野菜そのものの香りです。
「おやさいクレヨン」を手にとった子どもが「ねぎ」で豪快に色を塗ると、馴染みある香りがほんのりと立ち上がります。少しだけザラザラとした描き心地は、土やお野菜を触ったときの感触を思わせるかもしれません。
野菜そのものの色と香りが伝える、自然という物語。クレヨンで絵を描くうちに、野菜から自然へと興味が広がり、好きになってほしい。それが、「おやさいクレヨン」に込められた願いです。

History

おやさい色の歴史

これまで生み出されてきたのは26色におよぶ野菜や果物の色のバリエーション。

2014年に誕生した「おやさいクレヨン」は季節ごとに野菜の種類を変えて、内容色の異なるseason1〜4のセットを発売してきました。そして2017年には、使いやすくて人気のある10色を集めた「おやさいクレヨン standard」をリリース。「定番」として長く愛用いただける色を選び抜いた、自信のパッケージとなっています。 そして2024年、発売より10年を記念して野菜では表現が難しかった「青」を、日本の伝統色「藍色」を藍染液をパウダー加工したものを用いた「おやさいクレヨン JapanBlue」を、新配色にてリリース。